色の見え方について
オリジナルワッペンや刺繍で使用する刺繍糸についての説明です。
ご存知の方も多いとは思いますが、
刺繍糸は同じ色でも、下の土台の色によって、色の見え方は変わります。
今回は、わかりやすいグレーについてご紹介します。
糸の色は、薄グレーと、グレー。
クレー系の糸は、ワッペン生地色「黒」では、「白」生地より、白っぽく見えます。
黒いウエアに加工する場合、お客様が薄グレーをお選び頂く際、薄グレーが白に見えることがあるので、少し濃い目のグレーをお勧めします。
日時:2012年11月24日 06:13
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刺繍糸のいろについて―2
オリジナルワッペンや刺繍で使用する刺繍糸についての説明です。
当店では良く使われる代表的な色を幾つかを掲載し、その中からも選んで頂いております。
簡単な文字だけの刺繍など、これで大体対応できます。
また画像や印刷物を頂きますと、当店で色合わせを致しますが、
まったく同じ色というのは、ない場合がほとんどですので、近い色を使います。
しかし、それぞれの色のバランス(トーンなど)がありますので、
糸を合わせたときはよくても、実際に刺繍すると、しっくりしない(あわない)こともあります。
その時は、必死で色を探し、何回も試縫いします。
少し困るのは色を文字で指示される場合です。
モノクロ画像に矢印で示し、カラシ、濃い青、桃色…(T_T)
色のイメージは個々それぞれに違うので、濃い青と云われても困ってしまいます。
(やはり画像なり、印刷物を送って頂くのが一番良いかと思います)
またロゴマーク等はDICカラーで指定していただきましたら、それに1番近い色で作成します。
そのものズバリの色の糸はありませんので、その点は予めご了承ください。
日時:2012年10月 2日 06:28
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刺繍糸の色について
オリジナルワッペンや刺繍で使用する刺繍糸についての説明です。
星の数ほどではありませんが、
刺繍糸の色数は代表的な刺繍糸メーカーのものだけでも、数千色あります。
メーカーで同じ色は、白ぐらいでしょうか。
黒でも、メーカーによって色が微妙に違います。
(当店では、常時1000色ほど在庫があります。)
この中から使う色をお客様に選んでもらうのは、現実的ではありません。
というのも、
刺繍糸の色を掲載してても、その色は実際の色とは違いますし(※1)、
刺繍するとまた、デザインの色の感じが変わってきます。
また、刺繍する土台(生地)の色によって、上にくる色は違って見えます。
(※1)PCの画像の色は、光で作っていますので、実際と違います。
日時:2012年9月20日 05:06
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刺繍糸のより
オリジナルワッペンや刺繍で使用する刺繍糸についての説明です。
料理を一生懸命作る時など「腕にヨリをかける」と云いますが、
刺しゅう糸にもヨリはあります。ヨリをかけることにより強度が増します。
これはロープを見れば一目瞭然です。
更にヨリは糸の滑りを良くします。
刺しゅうでは『左撚り』が良いとされ、
その見分け方は、
糸を左右の手に持ち、右手を時計回りに回転させヨリが緩めば左撚りとなります。
因みに当店で使用している糸は勿論すべて左撚りです。
三好
日時:2011年11月21日 05:28
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刺繍、ワッペンで使用する金銀糸の構造
オリジナルワッペンや刺繍で使用する刺繍糸についての説明です。
刺繍、ワッペンで使用する金銀糸は、中央の「芯」に、「純銀で作った金、銀色」 を巻いて作られています。
中央の「芯」は、ナイロン芯と、レーヨン芯、ポリエステル芯の3類があります。
ナイロン芯は、強いのですが、熱に弱いので、ワッペンの周りのフチには使用できません。
ナイロン芯のほうが、芯が強く、作業する時、針が折れやすい等、使いづらいです。
通常は、レーヨン芯の金、銀糸を主に使用します。
色も、レーヨン芯のほうが多いです。
しかし、ナイロン芯にしかない金色を使用する際にナイロン芯を使います。
金銀糸は、このように純銀を使用していますので、直接、肌にあたるもにに使用する場合は、金属アレルギーの恐れがあります。
正規の金銀糸(純銀使用)でなく、輝きは劣りますが、鉱物を使用していない金銀糸もあります。
刺繍、ワッペンで使用する金糸の色
オリジナルワッペンや刺繍で使用する刺繍糸についての説明です。
「金糸の色で、迷ってる」 というお客様に、金糸を4色選んで、郵送しました。
金糸は、1色だけではありません。
当店HPの糸の色見本のページでは、3色、載せていますが、
きれいな金糸、黄色みが強い金糸、茶が少し入った落ち着いた金糸、銀糸に近い金糸など、現在、十数種類、在庫を置いています。
迷われるのは、当然です。
当店にお任せいただければ、全体的なデザインバランス、使用目的などお聞きし、試縫い(実際に刺繍する)をして、色を選定させて頂いています。